業績アップのためにはまず社員の士気をあげましょう

業績を上げるためには、顧客に提供するサービスの質を向上させることに重点が置かれがちです。しかし、そのサービスを生み出すのが企業に属する社員であることを考えると、実はサービスの質を向上させる前に、社員の士気を上げる必要があると分かります。社員の働きがなければ、良いサービスが生み出されることも、顧客に提供されることもありません。

では、社員の士気を上げるためにはどのようなことができるでしょうか?例えば、社員の満足度を上げることが考えられます。自らが属する企業への印象が良くなれば、仕事にやりがいを見出すことができます。また、企業に貢献したいという気持ちになる方も出てくるでしょう。1つの指標として、まずは社員の満足度を上げるように努めてはいかがでしょうか?

社員の満足度を上げるための手段として、もっともシンプルなのは待遇を改善することです。具体的には、以下のような方法があります。

<業務量を適切にし、時間外労働を減らす>

近年の日本は時間外労働に敏感になっており、所定の労働時間を超えての業務は推奨されていません。しかし、社員としては、業務が残っているにもかかわらず放置することはできないため、結果として時間外労働はされています。

時間外労働を減らすためには、社員の業務量を適切に調節する必要があります。社員1人ひとりの業務量を見直し、必要があれば新たに社員を雇用したり、業務委託を利用したりして、社員の負担を軽減するように努めましょう。

時間外労働が少ないことは、現在就業中の社員の満足度向上に効果的である以外にも、求人募集を出した時に企業の強みとしてアピールできるポイントとなります。

<有給休暇を利用しやすい環境を作る>

抱えている業務量が多ければ多いほど、1日でも休んだ時の負担が大きくなります。有給休暇が残っていても、休暇をとった後の業務を考え、利用をためらってしまう方は多くいます。前項でも述べたように、社員1人あたりの業務の負担を減らしたり、社員同士でサポートしあえる体制を作ったりして、有給休暇を利用しやすい環境を作りましょう。

また、有給休暇の取得を推奨する雰囲気作りも大切です。有給休暇を取ることについて社員が後ろめたい気持ちとならないよう、会社としても積極的な取得を促しましょう。

<賞与制度を導入する>

毎月の固定された給与とは別に、時期によって支給される賞与は、さまざまな面で社員の仕事への姿勢に影響します。賞与が支払われることで、その時期を楽しみに働くことができるため、モチベーションが上がります。普段とは異なる金銭の使い方をすることにより、ストレス解消の効果も見込めます。賞与が支給される企業に属しているということに満足感を覚える社員もいます。

そして何より、賞与制度は本来社員を評価するための制度でもあります。日ごろの業務に対する評価と労いとして、賞与制度は非常に有効です。

<福利厚生の内容を見直す>

社宅管理代行サービス
テンタエースのような 社宅管理代行 を利用すればフルアウトソーシングが可能

福利厚生は、社員の満足度に大きく関わっています。ニーズに応える制度が導入されているかを見直しましょう。

社員のニーズが高い福利厚生は住宅補助や社宅制度です。家賃負担が減るということは、自由に使える金銭が増えるということです。金銭面は誰もが重視する事柄であるため、導入をおすすめします。

ただし、社宅制度に関しては、導入することで管理の手間が増えるため、社員の業務量増加にも繋がります。代行を依頼するなどして、社員の負担は極力増えないように気を付けましょう。NTTグループの社宅管理代行サービス「テンタエース」ならば、管理業務の大部分を委託でき、担当者の業務をかなり削減することが可能です。

社員の満足度を上げるための待遇改善はすぐに実施できることばかりではありませんが、企業の業績アップを目指す場合、少しずつでも対応していくことをおすすめします。(更新:2021.04.18)

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